シストレに使用しているストラテジーのリアル
システムトレードにはストラテジー(売買手法)が必須です。
理想はどのような外部環境であっても淡々と一定の割合で利益を上げられればベストなのですが、
現実はそうはいきません。
相場によって相性が良い時には連勝して大きな利益を残してくれますが、
相性が悪い相場の時には連敗することもしばしばあります。
そこで必要なのがマルチストラテジーという考え方です。
期待値プラスのストラテジー(売買手法)を複数並行して運用することで、
各ストラテジーの不得意な相場を補填しあって、
トータルで極力なだらかに利益を詰め上げていく考え方ですね。
私も複数のストラテジーを運用して、資金が増えてきたところで、
さらに追加という取り組みをして来ました。
そして6年で資産を倍にすることができました。
では各ストラテジーではどう資金が推移するのか、
ストラテジーごとに実績を見ていきたいと思います。
有料商材を参考にしたスイングストラテジー
ある有料のメルマガかた購入したストラテジーを自分なりにアレンジした売買ルールです。
チャートが右肩上がりの銘柄をボックス相場の期間に、
ちょっと株価が下がったタイミングでエントリーします。
手仕舞いはトレーリングストップ的な感じになっています。
実運用での平均保有期間は5.79日となります。
最初はよかったが途中から崩れる

運用スタート・・・2016年9月27日
取引回数・・・103回
勝率・・・67%
最大利益/取引・・・96,800円
最大損失/取引・・・ー66,250円
この売買ルールも売買スタートから運用資金を下回らない、
優秀なストラテジーです。
ただ2019年4月末から急に崩れだしていったん売買を停止しています。
そして今年の3月から再スタートをしたのですが、
再スタートしてからはまだ2回しか取引は成立していません。
今後の推移次第では再度運用停止を考えます。
有料ストラテジーは使えるか
結論としては「ものによる」という感じです。
正直ストラテジーは結構購入していますが、珠玉混合です。
当然購入した時点でバックテストをするときれいな右肩上がりで、
「これで俺も富裕層の仲間入りだ!!」
とテンションが上がります。
しかし実際に運用してみると現実の厳しさに打ちのめされます(笑)
バックテスト通りに実運用がならない理由として
「過剰最適化」とか
「マーケットインパクト」とか言われています。
もちろんそれも大きな要因があると思います。
ほかにも「それは実運用じゃあ機能しないでしょ」
という条件設定もありました。
私は「有料でさらに自腹で体感して気づく」という高い勉強代を払ったこともあります(涙)
その辺は「運用停止したシステムトレードのストラテジー」で説明していこうと思います。
まとめ
私が運用しているストラテジー(売買ルール)の振り返りを見ていただくことで、
システムトレード(シストレ)運用のリアルが少しでも理解していただけたら幸いです。
他にもシストレを実際に運用している生の声を皆様にお届けできるような記事をアップしていきますので是非他の記事も覗いてみてください。
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